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Friday, December 30, 2011

シーシェパード・南極キャンペーン 2011
(Sea Shepherd Antarctica Campaign 2011)

Profile: 東京生まれの地球市民「はな」です。VEGAN(完全菜食主義者:肉、魚、卵、乳製品、はちみつなど動物性食品は一切食しません。)。地球、自然、動物が大好き。自己防衛出来ない声なき動物たちの為に日々活動。現在、シーシェパードの南極キャンペーン「オペレーション・ディバイン・ウィンド」に参加中。

Blog 1. 30.12.2011

はじめまして。

シーシェパード、ボブバーカー号通訳の「はな」と申します。

捕鯨問題について、そして

今期の日本政府による南極海クジラ保護区にて行われる違法捕鯨の観察をし、私が実際経験する事実を日本の皆様にお伝えしたくブログを書くことにしました。よろしくお願いします。

初めにお伝えしたいのは日本政府が私達日本人の血税(毎年5億円、今年はさらに22.8億円の増額)を使って行う毎年恒例の南極海クジラ保護区にて行われる違法捕鯨が世界中のクジラを愛する人々の心を傷つけているという事を知ってください。

自分の知らないところでどれだけ多くの人々が心を痛めているか知ってください。

飽食大国日本、食料廃棄物世界一(毎年2千万トン)の国がはるばる南半球までやってきて環境保護、動物愛護の意識の高いオーストラリアやニュージーランドの海域で、(しかもクジラたちが安心して子育てできるよう設置されたクジラ保護区で)彼らの大切な友達(宝)を調査という名の商業捕鯨で毎年1000頭も殺されるのを黙ってみていることしかできない。そんな彼らの心の痛みを知ってください。

日本ではいまだにイルカもクジラも魚と捉える人もいるようですが、イルカやクジラは人間と同じ哺乳類です。

数年に1度しか出産できず、母乳によって育てられます。母親から泳ぎ方、呼吸の仕方、食物の取り方、など生きていくうえで必要なことを学び独り立ちするのに約1年かかります。コミュニケーションスキルに長け、群れで行動します。

現在日本が行う南極捕鯨で捕獲されたクジラの1/3 は妊娠中、1/3は赤ちゃん連れの母親だそうです。

妊娠中のメスや赤ちゃんクジラを捕獲し続ければクジラの数が毎年減っていくのを予想するのは難しくありません。さらにクジラの繁殖率は捕鯨だけでなく、海洋汚染や騒音などにもより大変低くなってきています。

☆世界中から非難される南極捕鯨

残念ながら日本のメディアは真実を伝えず日本鯨類研究所(ICR)の発表する偏った報道であり、シーシェパードの活動を非難するのに大忙しで本来話し合わなければならない「捕鯨問題」を無視している現状です。

では、「南極捕鯨問題」。なぜここまで非難されるのか?

l  1986年、国際捕鯨委員会(IWC)により商業捕鯨のモラトリアム(一時停止)が採決されたにもかかわらず日本は「調査捕鯨」という名のもとでクジラを殺し続ける。IWCは日本政府に殺す調査をやめるように再三勧告しているが、日本は無視している。

l  1994年のIWC総会において日本以外の全加入国23カ国が南氷洋クジラ保護区の設置及びクジラ保護区での捕鯨の禁止に賛成。(日本は異議申し立てをしている。)南極海クジラ保護区で捕鯨をしているのは日本だけ。

l  国際捕鯨取締条約第8条 違反。鯨肉の販売。

国際捕鯨取締条約第8条には「科学的研究のために捕獲したクジラは可能な限り加工して利用しなければならない」ことが定められています。

クジラの加工処理、分配を認める条約ですが、販売することは認められていません。

l  絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約/CITES)違反。絶滅危惧種に指定されたクジラの捕鯨と輸入。

日本が毎年南極海で捕獲している(ザトウクジラ)、ナガスクジラ、ミンククジラ、はワシントン条約にて最も規制の厳しい「付属書Ⅰ」に掲げられています。日本は捕獲対象となるクジラ種に関してワシントン条約の規制を留保。(規定に従わず無視している。)また、絶滅危惧種に指定されたクジラの捕獲は公海からの持ち込み(輸入)に相当するためワシントン条約違反に当たる。

l  南極条約違反(閃光手榴弾の使用、海上保安官の乗船)

南極条約では南極地域での軍事的利用が禁止されている。にもかかわらず、日本捕鯨船団は武装した海上保安官を乗船させ、閃光手榴弾などを人に向けて放っている。

オーストラリアの小学生から「調査になぜ武装保安官や閃光手榴弾が必要なの? 日本捕鯨船団は南極海クジラ保護区でいったい何をしているの?」という質問を受けたことがある。賢い質問である。

l  オーストラリアの連邦政府・最高裁の「オーストラリアでの海域での捕鯨禁止命令」を無視している。

l  ボン条約(移動性野生動物の種の保全に関する条約)未加盟

日本が毎年南極海クジラ保護区に於いて捕獲しているクロミンククジラはオーストラリアの排他的経済水域内を回遊しボン条約で保護対象となっている移動性野生動物である。しかしながら日本はこの世界116カ国が加盟し国際的取り組みが必要な重要な条約であるにもかかわらず未加盟である。(加盟すれば捕鯨できなくなるため)

l  南極条約が改正され2011年夏を最後に「日新丸」のように重油を使用する船は南極海域に入れなくなる。

が、日新丸は「調査船?」のためこの条約は適用されない。「調査」という名目で許されることはおかしい。

l  「非致死的調査」によりクジラの生態は殺さなくても正確なデーターを得ることが可能。

l  80種の鯨類のうち2種類について調査することに意味はあるのか?

l  1000頭は殺しすぎではないのか? (たとえば50頭では南極海まで出向く費用の回収ができない)

l  毎年、絶滅危惧種を含む1000頭近いクジラを殺しておいて未だに満足な調査結果を出していない。

l  日本鯨類研究所が調査している内容はIWCに於いて必要とされていないデーター。

l  殺し方が残酷。クジラが死に至るまで最長1時間もがき苦しむ。

l  クジラが絶滅すれば世界中の海の生態系が壊れ、人類の滅亡につながる。

l  よくクジラが人間の食べる魚を食べつくすから間引かなければいけないという意見を聞きますが、

人類が捕鯨を始める以前からクジラは存在していて「捕鯨しないと生態系が乱れる」という主張はおかしい。

l  日本政府は将来の食糧難に備えて鯨類の調査をしている。と言っているが…

絶滅の危機に瀕しているクジラが日本人だけでも1億2千7百万人を救えると本気で信じているのか?

日本政府は自分達にとって都合の悪い国際的な法律を無視し独自の解釈方法で「調査」という名の商業捕鯨を行っていて「日本の調査捕鯨は法律の抜け穴を利用した商業捕鯨」というのは世界の常識である。

国際的な法律や規則を無視し、傲慢な態度を貫く日本政府。自国民に嘘をつき、世界から非難され、国益に合わず日本の評判を落とし私達の血税を使って行われる捕鯨。世界中のクジラを愛する人々を傷つける捕鯨。本当に続ける意味あると思いますか? それでも鯨肉食べたいですか?

☆捕鯨は日本の文化/伝統というのは?

確かに日本には長い間捕鯨を続けてきている特定の地域があります。(日本全国の文化ではない。さらに鯨肉を食べる習慣があまりないので現在の日本の文化とも言い難い。)

しかしながら昔ながらの捕鯨(文化)というのは現代のようなテクノロジーもなく、いくつもの小舟に乗った猟師たちが銛を手に巨大なクジラを仕留める、その土地の人々が食べる分だけ「生きるため」捕鯨する。それが日本の捕鯨文化です。

1934年にノルウェーからハプーンの技術を教わり、遠く離れた南極海クジラ保護区での捕鯨、そしてその鯨肉の全国への流通販売は日本の文化といえるのでしょうか?

和歌山県太地町で毎年9月から3月まで行われるイルカ猟(イルカは哺乳類なのであえて「猟」と書きます。)では、THE COVEに追いつめられたイルカの中から数頭が国内外の水族館に売られていきます。1頭当たり約500万円で取引されると聞きます。残りはイルカ肉、時にはクジラ肉とラベルの表示を変えて販売されます。

もし、太地町のイルカ猟が日本の文化だというのなら、水族館に販売するのはおかしいし、地域の人々が食べる分だけでなく全国に流通させるために殺すのは文化ではない。

文化/伝統というのは時代とともに変化していくものであり、動物虐待が文化/伝統というのは今の時代にそぐわない。

今年、中国では約600年の伝統を持つ犬肉祭りを中止。

スペインのカタロニア地方の伝統闘牛も今年で終了。

イギリスの伝統キツネ狩りも数年前に違法に。

日本も捕鯨を終了する時期が来ていると思いませんか?

人権を守るために非暴力的な抗議行動を行ったことで歴史上有名なマハトマ・ガンディーも「国家の偉大さや道徳的な進化の度合いはその国が動物をどのように扱っているかで判断できる」と述べています。

日本が慈悲深き心を大切にする真の意味で進化した国になって欲しいと願います。Go Japan!

 

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