Sea Shepherd home CREW BLOG

CREW BLOG:
Print
Wednesday, April 11, 2012

Hana Blog 8.

3月4日(日曜日)

昨夜からブリッジでのウォッチ当番が始まった。毎晩夜8時から12時までが私のシフト。南極海では夜の12時でもうっすらと明るく、昨夜はシフトが終わる直前に船の横約5mを泳いでいくクジラを見た。クジラをこんなに近くに見たのは初めて。嬉しいと同時に今現在も日本捕鯨船団によりクジラが虐殺されていることを思うと心が痛い。早く日新丸を見つけて違法捕鯨を中止させクジラ保護区から出て行ってもらいたい。日本捕鯨船団が2度と南極海クジラ保護区へ戻ってこない限り私の心は癒されることはないから。

3月6日。

News Flashにも書いたけど昨夜3月5日午後11時半頃(日本時間午後7時半頃)、鯨肉解体加工船、日新丸とハプーン船、勇新丸(1,2,3)の4隻を発見。

ICRはシーシェパードの船が半径800m 以内に近づくのを禁止する仮処分申請を行ったにもかかわらず、YM2,YM3はボブバーカー号に10mまで接近し、こちらに生命の危機を感じさせるほどの危険な妨害行為を繰り返しました。

http://www.youtube.com/watch?v=SV666iEgvKE&feature=player_embedded

私がラジオで話しかけた時は無視され応答なしでしたが、私がブリッジを去った数時間後、勇新丸が「危険な行為を止めるように」と英語で話しかけてきたようです。日本人をさらに洗脳するプロパガンダビデオ撮影の為でしょう。こちらが自己防衛の為(船及びクルー達の生命を護るため)、衝突されないように距離を保つためロケットフレアーを使用したのも、ICRにとってはいい映像になったのでしょう。ICRは嘘つきで演出、編集のプロです。自分たちの都合のいいように話を作り上げます。

3月7日

日本捕鯨船団が今年期2011‐2012南極海クジラ保護区での違法捕鯨を終了し日本へ帰港したとのニュース!!

シーシェパードの粘り強さとハードワークが今期違法捕鯨を終了させました。日本捕鯨船団は日本へ帰国。

3月10日

ICRにより今年期2011-2012の南極違法捕鯨捕獲数が発表されました。’調査捕鯨‘という名目の上266頭のミンククジラと1頭の絶滅危惧種ナガスクジラが恐怖を味わったうえで虐殺されました。

捕獲予定数が(絶滅危惧種のナガスクジラとザトウクジラを含む)1035頭だったので、シーシェパードの活動により合計768頭のクジラが保護されました。

現在、これらの保護された768頭のクジラ達が親、子供、仲間たちと北の安全な海域に向け自由に泳いでいることを考えると少しだけ心の痛みが和らぎます。

日本捕鯨船団は捕獲予定数の50%のクジラを捕獲しなければ南極捕鯨の運営費を賄うことができません。今回の違法捕鯨では捕獲予定数の25%しか捕獲できなかったため、シーシェパードは経済的に捕鯨船団にダメージを与えました。

毎年シーシェパードや海洋保護のムーブメントが大きくなるにつれ捕鯨産業が下向きになっていくようです。全てのシーシェパードのボランティア、メンバー、サポーターの努力により南極捕鯨が過去の悪しき行為になる日も近いのかもしれない。心の底からそう願う。そうなればシーシェパードは他の多数の重要な海洋保護に更に力を注ぐことができるのに。

3月14日。

オーストラリアタスマニア州のホバートに到着。サポーター達とメディアから温かい歓迎を受けました。

オペレーション・ディバイン・ウインドは終了。海洋保護に貢献できたことを嬉しく思う。

3月15日

今日はオーストラリア・グリーン党のenvironmental スポークス・パーソンHonorable Cassey O’connorがタスマニアの海域をクジラ保護区に設定するようにParliament houseで提案する予定だったので、私を含むシーシェパードのクルー約20人がその提案をサポートする為に議会を傍聴しに行きました。

もし、この提案がタスアマニアの議会を通過すればタスマニアの海域に捕鯨船が立ち入った場合、海軍船や税関船が即捕鯨船を拿捕、捕鯨者を逮捕できることになります。

日本の捕鯨船YM3は今年1月、ボブバーカー号を追跡中タスマニアの領土であるマコーリー・アイランドのEEZに、領土からわずか4マイルまで違法侵入、オーストラリア首相から即出ていくよう警告されたにもかかわらず無視し滞在しました。(詳しくはHana blog 3を読んでください)

Honorable Cassey O’connorの提案のあと、Greens Health spokesperson Honorable Paul '
Basil' O'Halloran がスピーチしました。彼は政治家になる前、教師、科学者だったらしく「日本の‘科学調査’捕鯨は科学をINSULT(侮辱)している。」と。彼の言葉が心に残ります。

For The Oceans、For the Earth

地球は恐ろしいほどのスピードで破壊されている。このままいけば30年以内に地球が2つ必要になる。その意味することは私達は未来の世代から生命、自然の美しさ、幸せや資源を奪っていること。

私達日本人が普段当たり前のように使っているティッシュー、コピー紙など、どこからきているか知っていますか?

大多数がオーストラリアのタスマニア州やビクトリア州の原生林からで樹齢数百年、数千年の樹木を伐採し、作られています。おそらく私達の大多数がこれらの二酸化炭素を吸収してくれる樹木のことなど考えず気軽に紙を使用しているのが現状だと思います。

紙はあなたにとってどんな意味がありますか? どのような種類の木から作られているか知っていますか? その木が何年生き、どれくらいの高さがあったのか知っていますか? その葉にどれだけの日光、雨が降り注いだのでしょうか? どのような種類の昆虫や動物たちが ’マイホーム’ として暮らしていたか知っていますか? どのような過程を得てあなたのところまで来たか知っていますか? その木は何千キロもの海を渡ってきたことを知っていますか? たった1秒で消費されゴミ箱へ捨てられるティッシューとあなたの間にはどのような繋がりがありますか?

食品や化粧品などに当たり前のように使用されているヤシ油を採取する為にインドネシアなどでオランウータンやその他森に住む動物、生物たちが住処を失っています。オランウータンは私達の責任で絶滅寸前です。

高級品フカヒレスープのために毎年一億匹のサメが無情に殺され絶滅寸前です。

日本人が大好きな本マグロも最悪の場合、今年中に絶滅するといわれています。

本マグロを絶滅の危機から救う為、食生活を変えることはできますか?

カナダでは毎年325,000頭以上(今年は400,000頭の虐殺予定)のタテゴトアザラシの赤ちゃんが毛皮の為に殺されています。それらの赤ちゃんアザラシは生後約2週間で猟師にゴルフクラブで頭を殴られ毛皮を剥がされます。中には生きたまま剥がされ苦悶の末ゆっくりと死んでいきます。まるでホラー/スプラッター映画を観るようです。

http://www.youtube.com/watch?v=z5qhFVnFiA0&feature=plcp&context=C4a95ee4VDvjVQa1PpcFMzzYuxpY_QWBNCMX0b6XAohy2XTjdRHyA

その残虐性からEUでは2009年にアザラシ製品の輸入が全面禁止されました。また、ロシアでもアザラシ製品の輸入が禁止されるようです。

現在日本と中国が主なアザラシの毛皮、皮の輸入先です。アザラシの毛皮はコート、マフラー、帽子、ブーツ、ジャンバーのフードの縁取りなどに使われています。ふわふわして可愛い毛皮製品は日本中に溢れています。アザラシだけでなくキツネ、ウサギ、ミンク、アライグマ、フェレット、そして犬や猫までがファッションの為に苦しんでいます。養殖される動物達、野生で罠により捕らえられる動物達、彼らは人間と同じように痛み、苦しみ、恐怖を経験し、生きたいと熱望します。人間は毛皮がなくても生きていけますが、動物は毛皮がないと生きていけません。お願いですから毛皮製品を購入するときは動物から奪い取った毛皮(死体)を身につけることについて、そして毛皮産業の裏で苦しむ動物たちのことを考えてあげてください。

種(動植物)の生存はあなたにとってどんな意味がありますか?

本当にこれらの製品は私達の毎日の生活に必要ですか?

確かに紙は必要。だけどリサイクルコピー紙やWHEATコピー紙、リサイクルティッシューを使用し、請求書などはEmailで受け取り、ティッシューの使用量を減らすなど…日常生活で出来ることはたくさんあります。

一人ひとりが意識を変えれば貴重な原生林、野生動物を未来の子供たちの為に残してあげることができます。

野生のオランウータンを護るため、ヤシ油の製品を買わない。フカヒレや本マグロ、他の海洋生物を食べなくても倫理的な食べ物はたくさんあります。

すでに多数の生物, 植物がこの美しい地球上から消滅してしまいました。

’Extinction is forever = 絶滅は永遠’ という事実を決して忘れてはいけないと思います。

環境破壊は日毎にどんどん進んでいます。なぜなら私達が問題から目を逸らし何もしないからです。私は私達が未来の世代に残せるものは少ないけれど残す努力を惜しんではいけないと思います。

未来の世代も私達が今享受し楽しんでいる環境、もしくはそれ以上の環境を受け取るだけの権利があると思うからです。全てが私達の選択にかかっているのです。あなたは自分の子供に何を残してあげることができますか?

子供の為に美しい環境を残してあげる努力をしていますか?

最後にシーシェパードのリーダー、キャプテン・ポール・ワトソンの言葉で私のブログを終了したいと思います。

読んでくださってありがとうございました。私のブログが少しでも多くの人に伝わり、私達の美しい環境を保護するため今日から自分に出来ることをしてくれたら嬉しいです。

What makes the difference really in conservation movement is not governments, it’s not big organizations, it’s really the passion of individuals. ‐Captain Paul Watson

保護ムーブメントで本当に変化をもたらすのは政府ではない。大きな組織でもない。一人ひとりの情熱が変化をもたらすのだ。- キャプテン・ポール・ワトソン

END

Appendix

毎回私のブログの英語へのトランスレーションを手伝ってくれたマイケルに感謝を込めて彼を紹介します。

マイケルは2010年の3月よりボブバーカー号に移住。オペレーション・ディバイン・ウインドは彼にとって2回目の南極クジラ保護キャンペーン。ボブバーカー号及びシーシェパードのデザイナーでありデッククルーとしても活躍。ボブバーカー号の船体カモフラージュデザインは彼に手によるもの。

マイケルは毎晩12時に私のウォッチシフトが終わりラウンジに行くといつもコーナーにある机の私の斜め前の席でデザインか作業をしています。次の日も早起きしなければいけないのに…

環境を護るために愛、情熱、時間を費やし彼に出来る最大限のことをしています。また、自分の好きなこと、才能が環境を護ることにつながることに喜びを感じているようです。(彼が自分のデザインを金儲け主義の法人に売ることなど想像できません。)

彼のヴィーガン・ライフスタイルと創造性は私にインスピレーションを与えてくれます。

マイケルは高校生のころ日本語を専攻し、また彼の家族は日本人学生をホームステイで受け入れたこともあるようです。それらの経験から彼は日本の文化に興味を持ち日本語も少し知っています。

彼は私の下手な英語での説明も辛抱強く聞き私の意味することを理解してくれ、それを彼の素晴らしいセンスで英語に翻訳してくれました。

彼は知性と才能に溢れた優しく穏やかで誠実な人です。彼と友達になれて嬉しく思います。翻訳作業手伝ってくれてありがとう!マイケル:D

シーシェパード日本語サイト

http://www.seashepherd.org/japan

シーシェパード‐慈悲深き海賊

http://youtu.be/UMR_Is4V7Mc

シーシェパード‐For the Oceans

http://www.youtube.com/watch?v=RWXBpgyxyf4

 

CAMPAIGNS MENU

Donate Now Crew Blog Shop to Support
Meet the Fleet

GET OUR LATEST NEWS
E-newsletter
Mobile Alerts